交通事故で片手と片足を失ってしまった北鳴。事故以降学校で酷い扱いを受けるが、それでも幼馴染の蘇悦児は唯一の味方であった。蘇悦児との帰り道、チンピラに絡まれた彼女を身を挺して守った北鳴は雷に打たれ、突如人が変わったように暴れ出しそのまま気を失った──。 北鳴が目を覚ますとそこは病院で、側には巨大な犬の妖魔が。哮天という名のこの妖魔は、目的があり人界に落とされたらしい。その上雷をきっかけに、“魂ノ鎖“によって北鳴と哮天は一蓮托生となったと言う。北鳴は大きな力を手に入れたと同時に、重い使命を背負うことになり…。